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Gプラグの組立説明書


必要な材料と工具

・Gプラグキット
・4芯又は3芯のケーブル(仕上がり外径4mm)
・半田と半田鏝
・No.1用プラスドライバー
・ナイフ
・ニッパー
・ワイヤーストリッパー
・接着剤


組立方法

ここには説明画像があります。 ケーブルの被覆を剥きます。

写真は-をクロ、GPSから外部への信号出力をミドリ、外部からGPSへの信号入力をシロ、電源+をアカにして配線する例です。

信号のみの3芯ケーブル使用時は写真のアカに相当する線は不要です。

芯線は半田メッキしておきます。


ここには説明画像があります。 中間の部品に配線を通していきます。

配線の色に注意します。

上側から半田付けするやり方もありますが、私はこのページのやり方の方が早く綺麗に作業できます。


ここには説明画像があります。 パイプ状の電極に電線を半田付けします。

必要最小限の量を使って手早く処理します。

ここで半田を付けすぎると次の行程で穴を通らなくなります。


ここには説明画像があります。 電極をプラグ本体に押し戻します。上キャップのねじ部を避けるように左右に丸く電線に癖を付けておきます。

必要に応じて内部を接着剤で固定すると信頼性が向上します。

接着剤はセメダインスーパーX等が楽に作業できます。


ここには説明画像があります。 底の円筒形の部品を装着します。

この部品には向きがあるので注意します。切り欠きの向きを写真と合わせてください。


ここには説明画像があります。 上のキャップを被せます。内部の配線を鋏まないように注意します。

1番のプラスドライバを使って固定します。相手はプラスチックなので締めすぎないように注意します。


ここには説明画像があります。 付け根に熱収縮チューブをかぶせます。ケーブルの先に別のコネクタが既に付いている場合はチューブを先に通しておきましょう。

この部分にも接着剤を付けておくと信頼性が向上しますが、配線を間違った時の分解は出来なくなります。


ここには説明画像があります。 左上の小さな部品は必要に応じて底面中央の穴を塞ぐ為の部品です。

丸形コネクタには大きく分けて2種類の供給電圧が存在します。底に穴のあるタイプは最大8Vを意味します。穴の無いタイプは12V以上を意味します。

かつてGPS38やGPS12などの最大供給電圧が8Vのモデルが存在しました。それらのGPS本体には4本の電極ピンの真ん中にプラスチックの黒い棒が出ています。12V以上を供給するプラグが刺さらないように。


ここには説明画像があります。 この画像はGARMINのルールでは12V以上の電圧を供給しているプラグを意味します。もし12V以上の電源を繋ぐ予定であれば、このように底の穴を付属の部品で埋めておく必要があります。

データ通信にしか使わない場合、底の穴は開いたままにしておきます。こうしておけば古いGPS38でも最新のGPSMAP60でも問題なく差し込むことが出来ます。


注意点

・最低でも各信号の意味や相手機器の規格を調べてから接続してください。間違った接続はGPSや相手機器に致命的な損傷を引き起こす可能性があります。

・上にも少し記載していますが、同じ丸形のGプラグを使っていても外部供給電圧の異なる機種が存在します。特に問題となるのは上限が8Vまでしか許容されていない機種の破損です。これらの機種の事を考慮して、12V以上を供給する場合は必ず中央の穴をプラグで塞いでください。


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