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TP08号

日本で唯一のグライダー専門誌「TP」の08号が発行されました。
TPこと「TURN POINT」は有限会社エアワークス発行の・・と言うよりも社長である瀬尾さん発行と言い換えても良い、かなり濃い内容の雑誌です。(山関係者にも空撮写真で、瀬尾さんの名前をご存じの方が居られるかも知れません。)

私は初めてこの本を見たとき、小林彰太郎さんとCG「CAR GRAPHIC」の関係を思い浮かべてしまいました。美しい写真と主張のある文章、適度にちりばめられた技術の匂い・・・等々。対象となる市場が違いますから、CGは月刊誌で書店に平積み、片やTPは年に1回の発行で基本的に直販と大差が有りますが、今もその気持ちは変わりません。

ここにはTP08号の表紙画像があります。


08号を見て一番に読んだのは、やはりKa-6特集です。おじさん世代のグライダーパイロットにとって、我が青春の高性能機はやはりKa-6でしょう。反論を覚悟で書けば(笑)絶対にEタイプ。木製とは思えない優美なモノコックボディ、引き込まない直づけの車輪、コックピット内にむき出しのフレームとストリンガー、ちょっと敏感なオールフライングテール、最初は不安なCGレリーズによるAT、ウインチ曳航中にミシミシ言う主翼・・・どなたかKa-6は「ハチロク」だと書かれていましたが、私は911だと思っています。

次に目にとまったのはハンドラダーのリベレのページ。噂によると足は不自由になったけど口は達者なY氏が、所有者をだまくらかして改造してしまったとか。本当にうれしそうな顔でにやけているので許してやりましょう。でもリベレにウイングレットは・・・・。私、Ka-6は911に見えるけどリベレは何故かオードリーに見えてしまうんです。リベレにウイングレットが付いていると、オードリーが今風の服を着せられているようで、なんだか変な感じです。あの機体はやっぱり薄ーくとがった翼端が良いなぁ。

そして一番印象を受けたのはリトアニアの子供グライダーの記事。一時期は指導者的な事もしていた自分にとって、この記事はなかなか衝撃的でした。単純に国民性とか、合理性とか、前向きさとか、そう言った言葉では言い表せないような何かを突きつけられたような気持ちになりました。


さて、08号には零細の弊社も小さな広告を掲載して頂くことになりました。そして掲載誌として1部、エアワークスよりTP08号が届きました。購入分は別に確保していましたので掲載誌として頂いた1部は余っています。

余った1部は興味のある方に差し上げたいと思います。グライダーやTPと言う雑誌を広く知って頂きたい気持ちが有りますので、できるだけ関係者では無い方を希望します。既にこの雑誌の存在をご存じの方は、ぜひエアワークスから購入してください。

興味の有る方はメールか掲示板で希望を表明してください。熱き思いの伝わる文章が有ると、あみだくじの本数が増えるかも知れません。締め切りは一応4月末の予定です。


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