RIGHT STUFF, Inc.

練習した後に自転車屋さんに寄ったら、ホイール要らない？と言われました。完成車に付属のホイールだけど、お客さんが最初からキシリウムエリートに交換するので、安く引き取ってくれる人を探しているとのこと。

リムはマビックの新しい完成車向けと思われるCXP22でした。ちょっと深めのセミエアロ？形状で500g、単品売りのCXP33からハトメを外してグレードダウンした様なイメージの商品です。マビックのWEBでは黒に塗装して有りましたがこいつは無塗装です。

スポークは14番プレーンの32本でハブはアルテグラ。車体が105で組んであるのにえらくアンバランスな選択です。話によるとたまに部品の不足からこんなラッキーな事も有るとか？？タイヤはIRCのペーパーライトアクアで、これも付けるとのこと。

予備ホイールも無いことだし、現在フォーミュラーハブとアレックスリムの組み合わせを使っている上の息子の常用ホイールにしても良かろう、手堅い組み合わせで平地の練習ホイールにもぴったり・・・と、格安で引き取って来ました。

持ち帰って眺めていると、納得ずくとはいえ色気がありません。CXP33とキシリウムの中間みたいな断面が、何か訴えています。そこで、こうなってしまいました。

雑誌の広告を見ながらCADで文字を書き、シール用紙に印刷します。それを切り取ってリム側面に貼り、スポークなど不要な部分をマスキングします。後は288円の某ホームセンターオリジナルつや消し黒スプレーを噴き、マスキングの文字シールを剥いでお終いです。

未処理のアルミ表面なので塗料の乗りが悪かったです。まあジョークなので良しとします。この処理を参考にさせて頂いた某ホイールにちなんでキリシウム処理と呼ぶことにしました。写真奥が処理前、手前が処理後です。

夜中に息子と「カッコイイ・カッコイイ」と騒いでいたら、嫁に「うるさい！くさい！」とえらく怒られました。

本物のキシリウムを買うと言えば怒るし、悲しいジョークで遊んでいれば怒るし、一体私にどうしろと・・・