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エンド幅を拡げる

昨年、古い6速のロードレーサーのハブを組み替えて9速化しました。スプロケットもMTB用の12-34を付けていますので山でも快適です。

ただエンド幅が126mmのままだったので、後輪の脱着が少しだけ面倒でした。古くて重めのクロモリフレームなので、そのまま塑性変形させても問題なかろう・・・と考えて無理矢理作業したのが下の写真です。

ここにはボルトでエンド幅を拡げている画像があります。


手で引っ張るのはきつそうだし、限度を超えて曲がってしまっては元も子もありません。そこでホームセンターへ行き、使えそうな材料を探してきました。

M10の全ネジボルトと長ナットです。各80円なのでセットで240円です。ロードの後輪シャフト径は10mmなのでピッタリ合います。

写真のように内側から少しずつ拡げては確認して作業しました。150mmくらい拡げただけでは弾性範囲内のようで、開放すると126mmに戻ってしまいます。結局160mmくらいまで拡げてやっと、開放しても130mmの幅に落ち着きました。

当初の予定ではこの後、同じ道具を片方のエンドに締め付けて、エンドの平行を出す予定でした。しかしこの作業を行うにはSS400(?)のM10ボルトでは力不足で断念しました。

ひねって平行を出すには、φ20mmくらいの丸棒に雌ねじを立てて、SCMの六角穴付ボルトをねじ込んで挟むくらいが必要かもしれません。この工具は次回の宿題にします。それまで計算上は片側0.3度ほど「ハ」の字になったエンドのままで我慢することにします。


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