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出来るだけ安価に5Vから13Vを作る

ちょっと思うところあって5Vから13Vを作ろうと考えました。、手持ちのジャンク部品を色々探していると、こんな感じの5V出力シガレットアダプタにMC34063Aが使ってあるのを発見しました。
ここにはシガレットアダプタの画像があります。

回路図を追っかけてみるとこんな感じで、定数が多少違う事と出側にダイオードが追加されていることを除いて、スペックシートとほぼ同じ構成です。
ここにはシガレットアダプタの回路図があります。


MC34063Aはステップダウン・ステップアップ・負電源の3つが構成できる、一粒で3度美味しいDC-DCコンバータ用のICです。できるだけオリジナルの部品を使って、5V→13VのステップアップDC-DCコンバータに再構成してみました。インダクタやショットキなどが簡単に入手できない地方の者にとって、これだけの部品がそろっているのは大変ありがたい事です。嬉しいから定数が多少変でも気にしません(笑)。
ここには基板に仮組みしたDC-DCコンバータの画像があります。

最初は分圧抵抗を2.2kと22kで作ったら、ほぼ計算どおりですこし高い電圧になってしまいました。1本でピッタリの抵抗は在庫していないので、E12の適当な抵抗を組み合わせて13Vに合わせ込まないといけません。

リップルも10mAくらい流したときにP-Pで150mVくらい有ります。でも使おうと思っている用途には問題ないので、各定数の見直しはやめました。
ここには出力波形を測定中の画像があります。

最終的にE12系列の抵抗で13Vに合わせ込んだ回路はこんな感じになりました。
ここには13Vに昇圧する最終回路図があります。

スペックシートを探す課程で見つけたのですが、同様のシガレットアダプタは100円ショップでも売っているそうです。価格は流石に300円くらいするそうですが、昇圧型DC-DCに必要な主要部品が全て入手できて300円なら上出来です。ただ、インダクタやダイオードの定格はオリジナルの用途に特化したギリギリの物が選んであると思いますので、電圧だけ変えて他へ流用する場合はそう言った面の検証は必要かと思います。


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