RIGHT STUFF, Inc.Right Stuff Wrong Stuff事務所の床を張り替える 広島から福岡に移転することになり、とりあえず自宅の一部とガレージなどを使って仕事環境を仮に構築する必要が出てきました。事務機器を置く部屋には私が子供の頃使っていた四畳半の勉強部屋を使うことにします。 35年ほど前に改築した時に台所の排水溝や井戸の湿気を考慮していなかったようで、台所とこの部屋の床は腐ってグズグズになっていました。重い事務機器を置くことを考えると畳の間では具合が悪いので板張りします。 今後誰かにアルバイト・パートに来て貰うような時でも、畳よりもフローリングの方が受けが良さそうな気がします。 畳をはぐってみると束や大引まで駄目でした。床下は総入れ替えです。元々妙な組み方になっているし綺麗に工作する自信もないので、仕口は平面方向のずれ止めだけを考える事にしました。 垂直加重に関しては"プラスチック束"という豆ジャッキの様な製品を使います。これは非常に安価だったので大引や根太掛けの下に約1mピッチで配置し、梁としての強度検討はしません(笑)。 めんどくさいし値段も高くなるので、断熱材も根太ボンドも使いません。事務所だから大きな問題じゃ無いです。事務機器の重さに耐える垂直方向の強度・剛性が有ればOKとします。
使用した材料のサイズと価格をリストアップしてみました。購入は近所のホームセンターで、安くも高くも・良くも悪くも無いと言うレベルかと思います。
大引(105x105x3,000mm) @1,800x2=3,600円
巾木を付ける前に荷物を搬入してしまい、翌日から仕事を始めてしまったので未だに巾木が無いままです。今は夏なのと、わりと几帳面に端面を切断したのであまり気になりません。 15mmの無垢材を使って根太・大引・束まで交換した訳ですから、まあ安く仕上がったのでは無いかと思います。見積を取った訳では無いので本当の所は解りませんが・・・
おまけの画像です。 この部屋は最初は勝手口に繋がる土間だった部分です。そのせいか他の部屋に比べるといびつな形をしています。施工上の誤差をここで吸収したような感じです。 調子よく作業を進めていましたが、最期の2枚になって大変な苦労が待っていました。約3mで50mmくらい斜めになっているのです。トホホ・・・。仕方なくテーパーの材を切り出して、鉋で隙間を微調整してたたき込みました。 プロはこういうときどうやるんでしょうね。最初から巾木で隠れるように方向などを決めておくのかもしれません。
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