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XS650(XS1B) ホーンのO/H

ホーンがサビサビなのでO/Hしました。ほとんど使わないけど正常に動作しないと車検に通らないし、警笛鳴らせの標識の前で困るのも嫌だし。。。

イマイチ音も悪いので裏の調整ねじを触っていたら折れてしまいました。サビサビのM3なので仕方ないです。振動板を押すと中で錆の音がジャリジャリ言ってます。中を開けるしか有りません。


ここには分解したホーンの部品が有ります。

分解して個々の部品をグラインダーに付けたワイヤーブラシで磨きます。内部に水が入ってしまったのか、振動板の一部は厚みが半分くらいまで腐食していました。

折れてしまった調整ねじは接点類を固定するねじを兼ねている構造でした。この部分に一部特殊ナットが使ってありましたが、M3のナットを適当に削って代用します。

それ以外は特に変わったこともなく、小学校の時に作ったブザーと全く同じ理屈です。構造が洗練されているというだけで。

いつもの様に錆を落としたらラストマスターを塗ります。ねじ類は全て新品に交換しました。


ここには組み上がったホーンの画像があります。

完成画像です。表面のカバーは本来クロームメッキです。再メッキに出す手間もお金も無いので、浮き錆を落とした後にラストマスターの銀を塗ってみました。

単品で見るとみすぼらしい感じでしたが、くみ上げてみると私的には許容範囲です(^^)。調整したら音もそれなりに成ったので車体に取り付けました。

取付部をフローティングさせているゴムが入手出来なかったので、なにか代用品を探さないといけません。


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