RIGHT STUFF, Inc.Right Stuff Wrong StuffXS650(XS1B) 光軸合わせ 車検を見据えて光軸合わせをしておきます。 まず計測の条件や判定基準を調べておきます。自動車検査法人の審査事務規定4-57に有りました。XSに関係の有りそうな部分をまとめておくと、 バッテリーが充電されていてエンジンはかけた状態で測定する。回転数の規定は有りませんので、アクセル吹かして検査を受けても良さそうです。 光軸の基準は全て10mの位置です。光度の最低は以下の通りです。最高も合計で225,000cd以下と規定が有りますが、二輪では通常あり得ないでしょう。
XSは昭和45年10月登録なので、上から4段目に該当します。結局は現行車の基準と同じと言うことです。
庭に試験できそうな場所を設定してXSを水平に設置します。アルミのフラットバーが有ったので水準器と組み合わせて前後輪が同じ高さになっていることを確認しておきます。
広大な庭では無いので(^^)、車と車の間の狭い通路で試験することになりました。 オートレベルを用いて、ヘッドライトのセンターをターゲットである納屋の壁に写します。
運転席から見たらこんな感じ。
ターゲットの詳細です。左側にかすかに「CL」のマークとその下にライト高さ1/5の線が見えます。右側の紙が実際のターゲットになります。ハイビームがここをめがけて照射するように調整します。 XSのライト高さは990mmなので1/5は198mmになります。従って実際のターゲットは許容範囲の中央と考えて、GLから990-99=891mmの位置としました。 ここまでは日没前にセッティングしておいて、実際の調整は日没後に行いました。
光軸はこれで大きく狂っていることは無いはずです。あとは光度ですが、マーシャルの2灯式180mmに交換しているので大丈夫でしょう。古いので反射鏡のメッキがちょっと剥がれてますが(笑)。 以前はHi/Loともにリレーを入れていましたが、バッテリーの充電電圧とH4バルブの電圧バランス等を考えると、適度な配線の電圧降下が有った方が良いかも・・・と言う気がしてきてリレーは外しています。
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