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XS650(XS1B) マフラー

車検は通ったけど左のマフラーは振ると中でガランガランと消音器部分が踊っています。音は特に大きくは有りませんが、将来に向けて何とかしたい部分でした。

純正部品は既に出ません。オークションなどの中古品も私のと変わらないような程度の物が高値で取引されています。リプロ品が製作されていますが国内で買うと6万円を越す値段に手が出ませんでした。

そんなある日のこと、色々と手を入れて実用的に使えるようになったGX250が嫁いでいくことになりました。しかも今はGXが人気とかで予想外の高値で!おかげでリプロマフラーを買って、残りで皆生トライアスロンの参加費と交通費まで出てしまいました(^^)。


ここには古いマフラーの画像があります。

交換前の状態です。写真でみるとそれほど悪くない様に見えますがメッキがかなりボロボロです。穴は開いていないし酷く薄くなった部分も無いので使うことは出来ます。しかしこれから先10年20年のスパンで考えれば、リプロ品がある今のうちに交換しておきたい部分でもあります。


ここには新しいマフラーの画像が有ります。

交換したリプロ品のマフラーです。当然ですが全く同じ形状です。国内販売店のラビットに電話で問い合わせたところ若干静かに成る様なニュアンスでしたが、私の感覚では音も全く変わりません。

唯一違っているのはエキパイの部分です。純正品は2重管になっているために焼けることが有りませんが、リプロ品は1重なのでそれっぽく焼けてきます。これは好き好きが別れるかもしれません。

1重を検証するために質量を量ってみました。
エキパイ  純正(片側)  3.0kg
マフラー  純正(片側)  2.9kg
エキパイ  リプロ(片側)  2.1kg
マフラー  リプロ(片側)  2.9kg
予想通りにエキパイ部分の質量が相当違っていました。

マフラー部分に関しては全く同じ質量と成っています。継ぎ目の位置や溶接の方法まで全く同一に見えます。板厚から構造まで同じと考えて良いと思います。


ここには交換したマフラーの下面の画像があります。

良くできていますが唯一の不具合点です。

ちょっと見にくいですがメインスタンドのストッパが斜めに付いていました。本来ならストッパゴムが付いている座面は地面に水平でないといけません。溶接の際にきっちりと治具に固定して居なかったのでしょう。

送り返して交換する程じゃ無いし、気がついたのはここまで組んだ後なのでそのままです。


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