RIGHT STUFF, Inc.

Right Stuff Wrong Stuff


XS650(XS1B) イグナイタ用PICコントローラ(Ver1)

イグナイタ用にPICを使ったコントローラを追加してみました。汎用性やトラブル時の逃げを考慮して、ホールICとイグナイタの間に挿入する仕様としました。

一気にイグナイタと一体で作ってしまう場合に比べてI/F部分の回路に冗長性が感じられますが、トラブル時に直結すればPIC無しに戻せる安心感を取りました。


ここにはPICコントローラの回路図が有ります。

コントローラ部分のみの回路図です。定番の16F84を10MHzで動かして、RB4とRB5を入力に、RA2とRA3を出力に割り振っています。PICは20mAくらい駆動できますから旨く設計すれば直接接続出来るかもしれません。しかし今回は最初の実験基板と言うことで、ノイズなどを考慮して入出力ともにトランジスタを噛ませて有ります。

出力側にはDTC114を使っていますが、これは仕事で手配したのが沢山残っているからです。2SC1815と10kΩの抵抗でも全く同じ回路に成ります。


ここにはプログラム試験中の画像があります。

いつもの様にタンクの上にビニテで貼り付けて試験です。プログラムはプログラムと言えないくらいバカらしい内容です。RB4の入力を無条件にRA2に出力し、RB5の入力を無条件にRA3に出力します。

ig01.asm

こんな感じになっています(笑)。信号は一応PICを経由していますので、記念すべきマイコンコントロールイグナイタの第一歩を踏み出しました。


このボタンは、目次に戻るリンクです。