RIGHT STUFF, Inc.Right Stuff Wrong Stuffポンプ小屋倒壊 2006年09月17日の台風13号の風で我が家のポンプ小屋が倒壊しました。一応ポンプは屋外型ですが、風雨に暴露されているのと簡単でも室内に有るのとでは耐久性が全く違います。 ライフラインを守る設備の一つですから、出来るだけ早急に復旧する必要が有ります。人口密度から考えるとこの辺りに上下水道が来る可能性は低いです。田舎はこんなところが大変です。
倒壊した翌日朝の状態です。オヤジが古い雨戸を利用して作っていた小屋が綺麗にバラバラに成っていました。 電気系統や配管系統に問題はなく、水が普通に使えたのは不幸中の幸いでした。
立て替えの方針は色々悩みました。最終的にポンプ小屋としては過剰かもしれませんが、将来の小屋作りの習作として2x4的な構造を勉強しながら作ってみることにしました。 基礎はブロックを並べただけです。撤去の時に面倒な気がしたので鉄筋は入れませんでした。大ハンマーで叩けばブロック単体に別れます。あまり強度は有りません(^^)。基礎ボルト作業の練習みたいなものです。
工場で?耐水合板に角材を取り付けてパネルを作っておきます。取付は釘ではなくてホームセンターで沢山売っていた木ねじにしました。電動のドライバーさえあればこれの方が楽に思います。 パネルとして完成した後、何十年前の物か解らない(笑)、余り物の塗料を木口に塗っておきました。
基礎ボルトの精度はセンチレベルなので、現合で穴を開けました。パネルが小さいので全て一人で作業可能です。この工法なら1-2名でガレージくらいは建てられそうな気配です。 補強の金物も勉強のつもりでいろんな種類を買ってきて使ってみました。このまま天井や二階の床は有りません。そのために側面の剛性に比べて平面的な剛性が不足しているような気がします。
棟上げです(^^)。 屋根は合板を貼って上にアスファルトの板で出来た瓦みたいなヤツを並べて見たかったのですが、材料を積算すると結構な値段に成ったので今回は見送りです。 予算の面から、いかにも田舎の小屋にありがちな波板の方式にすることにします。
波板は耐久性を考慮してポリカにしました。頂上の三角の部分だけはポリカ製を売っていなかったので鉄板に塗装です。ここが一番に痛みそうな気がします。 後の作業としては全体の塗装が残っています。暇なら塗装を止めて外壁材を取り付けてみるのも面白いかと思っています。 開口部には切り抜いた板で扉を付けないといけません。開口部の木口を隠す意味で、廻りにぐるっと木を打ち付けた方が良いのかもしれません。こうやると普通の窓みたいな構造になってきます。 屋根の三角に開いた部分は換気のためにそのままの予定です。次の台風で風が入って屋根を持って行かれた場合は合板で塞いで小さな換気口に変更です。その時は下のブロックも1カ所くらいは穴の開いたタイプにした方が良さそうです。 爺さん婆さんが「立派すぎる」とか「凝りすぎ」みたいな感じで五月蠅いので(笑)、どこまで作業するか解りません。
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