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ステッピングモータ用ドライバ

ステッピングモータの実験用、旋盤の縦送り用、基板加工機用、CNCフライス用・・・等と夢を膨らませながら、とりあえずの第一歩としてシンプルなモータ駆動回路を作ってみました。

もっともっと高機能で一体型のICがいくつも有りますが、原理を理解したり特性を把握する為に、プリミティブな部分から独力でスタートすることも悪くなかろうと。


ここには縮小した回路図が有ります。

悩んでみた回路図です。指令としては回転方向に1ビット。回転用のクロックに1ビットを割り振っています。これはパソコン用のCNCソフトのマニュアルを見てみると、このような指令の出し方が主流の様だったからです。

ただ、回転方向のパルスと回転指令用のクロックが同時に来てしまった場合、最初の1クロックを取り逃がしたり反対に回そうとしたりするかも知れません。このへんは実際に使うソフトと組み合わせて試験するしか無いでしょう。

励磁方法は2相励磁と言われている方法で、常時2個のコイルに通電されています。このオンオフは手持ちに複数あった2SK1095を使っています。2相励磁の信号はD型フリップフロップの74HC74を使っています。方向の指定はEXORの74HC86を使って居ます。

タイミングが解りにくいので回路図の下に書いてみました。


2008年10月頃から追記

ずっと放置していましたが、少しやる気になったので進展有りです。

ここには回路図が有ります。

上記のロジックICを使った回路は予定通りに動きました。最終的にはPCから3軸くらいはコントロールしたいわけですから、あと2軸分を作らないといけません。

趣味でやっているとは言え面倒なので(笑)、次はPICを使って配線を省略したバージョンを作ってみました。一気に簡単になってPICとFETしか無いような状態です。

最初は上記と同じ2相励磁でやっていましたが、プログラムを弄って1-2相励磁にしてみました。最高速度近辺では大きな差は有りませんが、低速になるにつれてスムーズ感が増してくるのが割ります。

ヘボイですがプログラムです。CNC021.asm


ここには文章

ここには文章

ここには文章


ここには文章

ここには文章

ここには文章


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