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XS650(XS1B) メインキーを修理する その2

素晴らしいことに、使えそうなキーブランク材を購入できるようになりました。某社様、ありがとう御座いました。

購入したブランク材の番号はM-413です。もう少しぴったりに見えるのが有ったのですが、同時に作業したいGX250にも兼用できるかも・・・と色気を出して同じブランク材を4個購入です。


ここにはXS650のキーシリンダー入り口ゴムの画像が有ります。

M-413はGX250には良かったのですが、XS650にとってはベストのブランク材では有りませんでした。厚み、幅、長さの全てに関して加工が必要でした。要は溝の部分が使えただけです(笑)。

それでもフライスも持たない私が、ヤスリで真鍮板から削り出すことを思えば大変な進歩です。そうは言ってもXS650やTX650だけに使うつもりなら、別のブランク材を薦めます。

アルミ材で検証した先端の凸部を付けて削り出しました。上の段がオリジナルですが、下の新作はシリンダー内のディスクを予備品と混ぜて好みの位置に入れ替えています。こちらのギザギザは非公開です(^^)。

たったこれだけの事ですが、素人が削りだした汚い鍵形状でも抜けなくなりました。これでハンドルとキーホルダに貼り付けていたベルクロテープとおさらばできます。


ここにはXS650のキーシリンダー入り口ゴムの画像が有ります。

こちらは唯一再利用が出来なかったシリンダ入り口のゴム?部品です。

何もないと寂しいし、鍵の保持力が落ちるのも気になるので適当に自作することにします。材料はその辺に落ちていたゴム板です。

カッターとニッパーで適当に成型して取り付け、中の溝にシリコーンスプレーを吹いてお終いです。ゴムだけで見るとみすぼらしいですが、銀色のカバーを付けたらそれらしく見えます。


これでXS650の鍵が復活しました。ヤマハのマークは無いけれど、機能的にきちんとしている機械は気持ちの良いものです。


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